2区の醍醐味は「各校エースの直接対決」。皆さんが期待するのは、こんなシーンですか?東海大・伊達秀晃選手、日本体育大・北村聡選手、大東文化大・佐々木悟選手、東京農業大・外丸和輝選手、国士舘大・髙久佑一選手の集団です。伊達選手の1時間07分50秒は、区間4位としては史上最速。それだけ今回の2区のレベルが高かったということです。
駅伝撮影の日々の生活を気ままにつづった日記帳。写真が欲しいご本人・ご両親は、プロフィール欄を確認ください。
2区の醍醐味は「各校エースの直接対決」。皆さんが期待するのは、こんなシーンですか?東海大・伊達秀晃選手、日本体育大・北村聡選手、大東文化大・佐々木悟選手、東京農業大・外丸和輝選手、国士舘大・髙久佑一選手の集団です。伊達選手の1時間07分50秒は、区間4位としては史上最速。それだけ今回の2区のレベルが高かったということです。
ニューイヤー駅伝の最長区間2区や全国高校駅伝の1区では、外国人選手に勝つことをあきらめてしまったため、外国人規制となった感がありますが、箱根駅伝の2区は、まだまだ日本人が立派に戦っています。今回日本人1位は、中央学院大の木原真佐人選手。モグス選手(山梨学院大)、ダニエル選手(日本大)に次ぐ区間3位でしたが、1時間07分42秒は歴代でも10位に入る好記録でした。来年は、もっとやってくれそうな気がします。
競っているのは、駒澤大・宇賀地強選手(1時間08分48秒・区間5位)。
私的には、今回の箱根駅伝で面白かったのは8区の攻防。逃げる早稲田大を駒澤大の深津卓也選手が区間賞の走りで15秒差まで追い詰めました。
駒澤大は、本日開催された第59回朝日駅伝にも出場し、実業団勢に混じって「4位入賞」。箱根が終わってのんびりしているかと思いきや驚きました。
4区の区間賞は、55分24秒で国士舘大の阿宗高広選手が獲得。最下位の20位を走って、一人も抜かずに獲った区間賞だそうです。先行チームが有利という駅伝の常識を破った見事な区間賞です。力がないと獲れないですね。
東海大の7区を走った佐藤悠基選手が、早稲田大・武井隆次選手の持つ1時間02分53秒を破る1時間02分35秒で、3年連続区間新記録を樹立しました。7区に武井選手クラスのエース級が投入されることは当分ないと思っていましたがついに破られましたね。
1993年1月3日 早稲田大・武井隆次選手
山梨学院大のメクボ・ジョブ・モグス選手が、三代直樹選手(順天堂大)の持つ2区の区間記録を23秒更新する1時間06分23秒で走りました。9年ぶりの区間新記録です。写真は、横を向いたところになってしまいました。来年は5区を走りたいようですが、実現しますかね?
埼玉県入間市のコミュニティFM、エフエム茶笛(チャッピー)の「とれたてラジオ」(月~木/8:00~10:00)で、本サイトをご紹介いただいたとの連絡が放送局からありました。入間市在住の早稲田大の神澤陽一選手の紹介が主目的だったようです。
エフエム茶笛(チャッピー)はこちら(周波数は…FM77.7)
↓
http://www.fmchappy.jp/
FMチャッピー DJ日誌に写真提供
↓
http://ictv.easymyweb.jp/member/fmchappy/default.asp?c_id=2553
関東学連選抜の9区・中村嘉孝選手(立教大)が区間9位で力走。濃緑に「R」のユニフォームが、40年ぶりに箱根路を走りました。昭和43年以来だそうです。初めて見ました。私の生まれ年が昭和43年ですので。古豪の復活の契機になっていただければと願います。
この10年間で駒澤大は6回優勝。勝率6割ということですが、すごい勝率です。84回の歴史を誇る大会で、最多優勝は中央大の14回、2位の早稲田大と日本大が12回ですが、たった10年で6回も稼いでいるということは、このまま順調に行くと伝統校の優勝回数を抜くのも時間の問題かも知れません。
写真は、9区で早稲田大を逆転した駒澤大の堺晃一選手(兵庫・飾磨工卒)。9区の区間新記録を作った篠藤淳選手(中央学院大)も飾磨工卒ということですから、兵庫県は本当に人材の宝庫だと感じます。
早稲田大のアキレス腱と言われ続けた「山」を今年はなんと登り下りとも制しました。6区・加藤創大選手が出した59分15秒という記録は早稲田初の60分切り。5区-6区の連続区間賞は昭和8年以来実に75年ぶりだそうです。11時間07分29秒という記録も、距離が伸びているにもかかわらず、大変良い記録です。復路の写真も早稲田大学競走部の公式ウェブサイトに提供しました。しばらくすると全区間見られるはずです。